| (1)計画のいきさつ | |
| 宮崎県の門川町は、漁港町として知られ、立地的には延岡市中心部商業地域より国道10号線を | |
| 南に約8kmの地点にあり、さらに当町の南側には約6km離れた地点に日向市の中心商業地が存在しています。商業的には、町の中心部にあるJR門川駅前西側の旧国道沿いに商店街があり、最寄品系統の店舗ばかりでなく、地域に必要な買回り品店舗や消費生活サービス店舗も充足させた商店街活動が行われてきました。 | |
| しかし、現在の国道10号線の道路整備によって、交通環境や商業環境は一変し、新しい業種業 | |
| 態のロードサイドショップが進出して、地域需要の多くを吸収し始める結果となっており、同時に地元利用客の延岡方面や日向方面への買い物流出が容易となっています。従って、在来の商店街の衰退現象が起こり、現状では店舗数において、盛況時に2割前後の店舗が閉店に近い活動状態にまで追い込まれています。 | |
| 一方で、JR門川駅の利用度も低下し、現在の1日の乗降客数は平日で770人前後、JR九州 | |
| に移行される段階で無人駅管理に集約されています。このような事態に対処するため、「門川町商工会」では昭和60年代初期より地元商業の活性化の方向を研究し、昭和63年に現在の「いきいき街づくり推進事業委員会」を発足させました。この委員会のメンバーは、漁業協同組合・水産加工組合・商店街・地元消費者の各代表者及び公共機関として門川町及び門川町商工会がこれに加わり、総勢24名で構成されています。 | |
| 研究討議された方向としては、門川町の商業の立地的な性格から判断して、従来の駅周辺の活性 | |
| 化が一つのポイントであり、ここに商業施設に関連する集客施設の設置と同時に地場産業としての「さかなセンター」の設置の案がまとめられています。すなわち、無人駅となった旧国鉄用地とJR用地を活用して、いわゆる駅西側の商店街の存在する地域に「コミュニティ施設と商工会館」を新規に建設し、駅東側の漁協に近接する場所に「さかなセンター」を創設し、この両施設を跨線橋型のコンコースで結合して、産業と商業活動をドッキングさせようとする方策の案です。 | |
| この様な活性化基本案に沿って、「いきいき街づくり推進事業委員会」は、その下部組織として | |
| 平成元年に「さかなセンター建設部会」と「駅周辺整備部会」を設置し、産業の活性化と商業の活性化の専門対策の分科会システムを構成しました。そして、現在進行している事業計画は、「商工コミュニティセンター・APIO(アピオ)」の設立で、平成6年3月現在では、4月の開館に向けて建設が突貫工事で進行されている状況となっています。 | |
| APIOという名称は、ラテン語で「結びつき」を意味し、平成6年1月に町広報で公募を呼び | |
| かけ選定されました。 | |
| (2)事業主体と運営組織 | |||||||||||||||||||
| |||||||||||||||||||
![]() | |||||||||||||||||||
| (3)事業の内容 | |
| 今後、駅前通り商店街が発展するためには、単なる買い物のための商店街という枠を破り、新た | |
| な“町の顔”として、将来を見通した快適性と魅力ある景観を有する施設等の整備を図り、魅力とにぎわいのある商店街を形成する必要があります。 | |
| このことから、平成3年度中小企業活性化推進事業(門川駅周辺整備及び駅前商店街活性化調査 | |
| ・計画策定事業)を実施し、駅前商店街の活性化に資するコミュニティ施設(ギャラリーシアター・サービスステーション・アメニティホール(コンコース)・コミュニティホール・クリエイティブホール)、駐車場、イベント広場等の施設と併せて商工会館を設置することとしました。 | |
| (a)施設概要と建設計画図 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| (b)建設予定地 | ||||||
|
| (c)投資計画 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| (d)資金調達計画(負担区分) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
| 負担金の調達方法は、まず会員向けに各々36,000円の特別負担金を募り、約1,580万 | |
| 円を集め、残りの1,900万円は、地区内外の企業や会員からの特別給付金でまかなわれています。 | |
門川町商工会-商工コミュニティセンターAPIO-トップにもどる