北郷村で見られる
    主な岩石の活用

米倉庫  

 
昭和20年に石工5人大工4人により建立された。2万袋(30k袋)の収容能力がある。溶結凝灰岩は高温高圧の状態からいきなり地表面に開放され、この時水分は発泡し無数の気泡を残して蒸発した。 従ってこの石は多孔質で軽く、断熱性や吸湿性に富んでいる。このため炭焼き釜や風呂のかまどなどにも広く用いられてきた。庫内は夏場の高温多湿な時期に驚くほど涼しくさわやかであり、貯蔵された米は変質することなくゆっくりと熟し、北郷村の米が美味しいのは、石造りの倉庫にあるといっても過言ではない。

石段


大正4年に、石段の工事にかかる寄付金を公募する許可を県知事より 受け、当時の資金2.980円を以って大正14年に完成した。 地蔵尊参拝道路記念の碑が長い石段の中腹にあり、工事の経過と資金を仰いだご芳名等が記され、当時の火の神によせる熱心な信仰を伺い知ることができる。石段にはゼニゴケが生え趣があり、昔の人の知恵と苦労が忍ばれる。

石橋


昭和37年に石切りから橋の完成まで3ヶ月を要した。石工3人、大工1人。宮崎県で一番最後に造られた、最も新しい石橋だといわれている。今は石橋を語る人はいても造れる人は北郷村にはいない。