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岩平権現


岩平権現
▲岩平権現全景
 高野より栗場を通り、上馬渡に通じる道路沿い芹川内(せいご)地区のはずれに小さな神社があります。その名の通り岩山の中腹にあり起源もかなり古く高原の霞神社の源という説もあります。
 その昔岩野間に赤樫が生えており樫の根が岩を持ち上げて隙間を大きくしていったそうです。その隙間にカスリヘビに姿を変えられた神様が住まわれるようになり、それを祀って建立されたということであります。
 土地の人の話によると以前目の悪い人がお参りにこられて「目が良くなりますように」と願ったところ手術をしても治りそうもない病気が手術の結果良くなったそうであります。またこの神社の下には泉がありいつもされいな水がこんこんと湧出ておりいろいろな病気に効く神様の水として遠路汲みにくる者も多いということです。
 又芸能の神としても有名であります。以前は芹川内地区の人達が掃除等して管理されていましたが現在は山田町池の原の原口澄男氏により維持管理がなされています。
 原口氏の話によると16歳の頃熱病におかされ医者に行っても治らず何日間も高熱が続いたが近所の古老の勧めで、ここの水を飲んだところ間もなく熟も下がり一命をとりとめられたそうです。
 その御恩返しの意味で昭和六十二年に現在のような立派な社を建立され、以来一日おきぐらいに掃除をされているそうです。その甲斐あってか現在は参拝に訪れる人も多いそうです。
(西岳風土記より)

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荘内商工会, 1999, 2001