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祓川神楽

神楽十二八剣番
霧島六社権現の一つ、霧島東神社の奉納行事として伝えられてきた祓川神楽 は、山の神の怒りをしずめ、神と人が直会(なおらい=宴会)をするところから始まります。現存する神楽面の中でもっとも古いものは江戸時代の作ですが、この時代は 能の影響を受けて立派な画師が多く輩出した時代でもあり、そのさらに昔から山への祈りはあったわけですから、祓川神楽の歴史もそれと同様に古いものを感じさせます。

神楽十二八剣番は、十二柱の神々が白刃をもって舞う勇壮な舞。十二八剣番に田の神が登場して面白おかしく舞い、二十三番は天の逆鉾にまつわる鉾舞と、きわめて特色に富んだ神楽です。

祓川、狭野神楽とも、神楽の夜には焼酎と手打ちの神楽そばが振舞われるのが伝統です。