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狭野神楽

狭野神楽の舞
日本有数の修験道場でもあった霧島信仰の一つの拠点として古い歴史を持つ狭野神楽三十三番は、修験道の流れを汲む貴重な文化遺産として知られています。

狭野神楽の創始がいつであるか正確にはわかっていませんが、使っている神楽面が室町時代の作であることから、少なくとも数百年の伝統があるものと思われますし、また、狭野神社自体の歴史を考えると、それよりさらに古い時代から伝わっているものであろうことも想像できます。

祓川神楽と同様に剣舞が多い勇壮な神楽であることも大きな特徴で、このあたりは、武の国薩摩藩の文化の影響を受けているのかもしれません。