金御岳

読み:かねみだけ / KANEMIDAKE

中郷地域の南部、鹿児島との県境に位置する山。
霧島山をバックに都城市一帯を一望できる絶景ポイントでもあります。

サシバを始めとする野鳥のバードウォッチングを通年で楽しめる他、頂上にはハンググライダー発進場があり、年に一度は全国各地から選手が集まる大会も開かれています。

金御岳公園の四季

元旦には初日の出を見ようと、毎年500名~1000名の参拝者が山頂を訪れます。
3月末から4月にかけてはソメイヨシノ・オオシマヤエ、ヤマ桜と桜の山となります。

盆地特有の暑い夏は、夜景と涼を求める人達でにぎわいます。

秋から冬の季節にみられる金御岳からの雲海は神秘的です。

冬は深い霧が作り出す自然景観が素晴らしい。
雲海の上にくっきりと浮かぶ霧島の霊峰、そして天孫降臨の地として語り継がれる高千穂の峰の雄姿は、神代そのままを現代に伝え、人々から敬われています。

金御岳周辺の鳥

留鳥…同じ地域に一年中生息して、季節的な移動をしない鳥。
カケス、シジュウカラ、ヤマガラ、エナガヒヨドリ、コシジロヤマドリ、コゲラ、ホオジロ

夏鳥…繁殖するためにやってくる鳥。春に渡来し夏を過ごし、秋には南へ帰って越冬する。
アカショウビン、サシバ

冬鳥…越冬するためにやってくる鳥。秋に渡来し冬を過ごし、春には北へ戻り繁殖する。
ジョウビタキ

サシバの群れ