黒尾神社

在地 梅北町

現在の社地は旧神柱宮の跡である。明治六年(1873年)神柱宮が小松原町に移されたとき、ここから1キロメートル南の台地から黒尾神社をうつした。

はじめは愛宕社といい、永和三年(1377年)都之城が敵の大軍に囲まれ危なかったとき、志布志の大隅国守護島津氏久が助けにきて、この社に戦勝を祈願して勝利したので、立派な社を寄進し、黒尾権現と改め、本地仏として勝軍地蔵・愛染明王をまつった。

明治時代になって、祭神を「いざなみの命」ほかとして黒尾神社と改めた。